ONKYO D-202ALTD クロスエッジリファイン スピーカー

オンキヨーのスピーカー「D-202ALTD」です。

以下の整備を施しています。
・　ネットワークの刷新
・　配線の引換え
・　ウーファーエッジの張替え
・　吸音材の追加
・　バインディングポストの研磨

ディバイディングネットワークを、回路設計はそのままで新たに作り直しています。（写真9枚目右下）
コンデンサはParcAudio製PPフィルム、コイルは空芯コイルに変更。
基板は撤廃し、ソルダーレスで組んでいます。

配線をOFCスピーカーケーブルで引き換えています。
ツイーターはBELDENの「STUDIO 708EX」、ウーファーはオヤイデ電気の「EXPLORER V2 0.75」としています。
なお、ウーファーはフィルターレスです。

ウーファーのエッジは、クロス製で張り替えています。（写真7、8枚目）

内部に吸音材としてウレタンフォームを新たに配置しています。

背面のバインディングポストは、分解し薬剤で研磨しています。

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キャビネット外観は、R側正面向かって右側後部にPVCシートの浮きとその補修跡があります。（写真4～6枚目）
それ以外では、同じくR側右側面とL側天面に薄い擦り傷があります。

前面ネットは、穴や剥がれなどは無く綺麗です。

底部には側板木口の保護として、フェルト製のシートを貼っています。（写真2枚目左下）

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90年代オンキヨーの高級ブックシェルフスピーカー。
ノーマルD-202Aからキャビネットの制振のさらなる増強やネットワークの調整などが施されたリミテッドモデル。
6N-OFCボイスコイルや金属製スタビライザー搭載など、豪勢なスペックです。

ダイレクトドライブのウーファーによる元気な中音域が特徴。分離感と歯切れの良さで切りこんでくる鳴りかたです。
低音はこのサイズにしては余裕を感じられるものです。量感と程よい弾性のある音。

整備では、ウーファーの原音復旧と、高音域の改善に努めています。
パーツの向上と結線の単純化により、いっそう透明感のある音になっています。

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主な定格
・　2ウェイ2スピーカー/バスレフ型/防磁設計
・　寸法：W205 x H327 x D313 mm
・　重量：8.9kg
・　インピーダンス：6Ω
・　再生周波数帯域：36Hz～35kHz
・　最大入力Lv：80W

商品の情報