セヌフォ　スツール　ライトイヤーズ　ヴィンテージ　民芸　椅子　コートジボワール

西アフリカ、コートジボワールのセヌフォ族の木のスツールです。
ライトイヤーズで購入したもので、年代は不明ですが古いものです。
いわゆるミディアムサイズで、経年変化や実用による雰囲気は唯一無二のもので、それ自体とても美しく感じるものです。

セヌフォ族の家には欠かせない生活に寄り添ったスツールで、一本の木をくり抜いた質感や木目の美しさはダイナミックで存在感ある逸品です。
作りの大胆さと機能面との調和、バランス感覚は独特の雰囲気は、あらゆる生活の場で道具として使われていたからこその味わいや美しさがあり、個体差や修繕の味わいも楽しめるものです。
リビングや和室のオブジェとして、腰掛けスツール、小さいテーブルとしてなど、さまざまな使用方法が楽しめます。

ヴィンテージ品ですが、あまりぐらつきもなく、全体的に良い状態です。
最近人気が高く、また数も少なくなっているのか、円安もありどんどん価格が上昇しています。

最近はかなり人気が高く、様々なサイズやシルエットのものが輸入・販売されています。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、セヌフォスツールの中でもこれはシルエットや雰囲気が抜群に良いものだと思います。
実用はもちろん、アート的なオブジェとしてもとても良いと思います。

＜セヌフォスツールについて＞
セヌフォ族で、古くから伝統的に家長の手によって作られ、各家庭に受け継がれてきたセヌフォスツールは、アフリカンチークなどの堅くて丈夫な広葉樹を材料とし、一本の丸太を「ノミ」の様なもので削ることで成形されています。セヌフォ族のスツールと一言で言っても、多数の地域集団に分れているため、地域ごとに材料となる木の種類や作風にも差があります。

最も代表的な形はやや反りのある楕円形の座面に、先端に向かって細くなるボリュームのある4本脚がついたタイプ。柔らかなラインでありながらも、ダイナミックで存在感のあるフォルムはどこか動物のような愛らしさがあります。
先端にかけて細まる脚は、床や舗装された地面ではなく、土の地面に差し込みやすいようになっています。
独特の美しいフォルムは、商業目的ではなく暮らしの中の実用に即して生みだされた機能美そのものです。

SIZE
座面横 47.0cm、座面縦 29.0cm、高さ 25.0cm

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