おはなし玉手箱　〜ご近所付き合い　火編〜

こちらは親切なお爺さんが
すずめのお宿から持ち帰った
「小さなつづら」をイメージし、
折紙で作った「箱」の出品です。

中は金銀財宝ではなく
中身のないおはなしが入っております。
語り部は舌を切られて
顔色が黄色くなったすずめ。
大分治ったみたいで、
ピーチクパーチクよく喋ります。

こちらのお箱
小物入れ、
もしくはお宅に住み着いている
幸せの青い鳥の寝床にもいかがですか？
サイズは縦8cm×横8cm×高さ4cm

お気に召して頂けましたら
折りたたみ、封筒に入れ
郵送で送らせて頂きます。
なお、黄色いすずめはついていきませんので
ご了承下さい。

中身のないおはなしはこちら↓
画像4枚目参照
〜ご近所付き合い　火編〜

以前築地の市場で火災があった際
不謹慎にも
消化器とバケツに水ではなく
箸と皿に醤油を持ち
駆けつけようとしたこのワタクシ。

画像4のお焚き上げも
いつになったら餅や芋を焼くのかと
ソワソワしていたら、
神聖な行事に使うものでした。

私の食の煩悩の塊こそ
その炎でお焚き上げて欲しい。

年始早々合掌。


火にまつわるご近所付き合いの
おはなし↓

隣家から味噌汁（じゃがいも入り）を
焦がすにおいが頻繁にするので
汁物を焦がすとは困ったことよ
と旦那に相談すると
「ちょっといってくるわ」
と息巻いて飛び出て行った。

火の取り扱いを注意しに行ったのか？
お隣はいい老夫婦なので
あまり強く言って欲しくないぞ。
頭の中を不安がぐるぐる回る。

しばらく後、
旦那は手にパンフレットを持ち帰ってきた。
封筒には「火災保険」と書いてあった。

お隣さん
我が家は味噌汁と一緒に焦がされようとも
仲良くやっていく道を選びました。
どうぞ末長くよろしくお願いします。

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